初めて手にしたカメラと、最初に撮った一枚(の記憶)
写真を始めたきっかけは、
たしか、ガラケーで何気なく撮った一枚でした。
ふとした光の入り方が妙にきれいで、
「こんなふうに撮れるんだ」と驚いて、何度も見返したのを覚えています。
それが、写真にちゃんと向き合ってみようと思った最初のきっかけでした。
当時から「面白い写真を撮りたい」という気持ちが強くて、
構図や切り取り方をいろいろ試していました。
ガラケーの画質では限界もあったけれど、そういう試行錯誤が楽しかったのを覚えています。
でも、いつの間にか「写真を見たら思い出が蘇るから」という理由で撮るようになっていました。
どのカメラで撮ったのか忘れてしまったけれど、最近、思い出の一枚が出てきて、
そのときの空気や気持ちまで一気に思い出したんです。

最初に選んだカメラと、その理由
そこから「もっといい写真を撮りたい」と思い、
最初に手にしたのが、マニュアル撮影ができるコンパクトデジカメでした。
ガラケーで写真を撮っていた頃、
「もっと自由に、自分でコントロールして撮れるカメラが欲しい」と思うようになりました。
でも、いきなり一眼レフはハードルが高いと感じて、
まずはコンデジから始めることにしたんです。
最初に選んだのは、CanonのPowerShot S110 SX。
このカメラにはフォーカスリングがついていて、
自分の手でピントを合わせることができたのが、とても気に入っていました。
フルサイズの一眼は価格的に現実的ではなかったですし、
かといってオートだけのカメラには満足できない気がしていました。
だから、「自分で設定できるカメラを選ぶ」ということは、
最初から自分の中で決まっていたように思います。
マニュアルで撮ることが前提だった
S110でマニュアル撮影の面白さにどっぷりハマってしまい、
その次に選んだのがオリンパスのE-P5でした。
ダイヤル操作がしやすく、マニュアルでの撮影にもすぐ馴染めました。
撮影に集中できる感覚が強くなって、
「もっと自分の手で撮りたい」という思いが、ますます強くなったのを覚えています。
写真を撮るなら、マニュアルで撮りたいと思っていました。
だからこそ、シャッタースピードやF値を右手だけで操作できるカメラを探しました。
撮るたびにメニューを開いて設定を変えるようなカメラは、
自分のリズムに合わなかったんです。
撮ることに集中したかったし、
思った瞬間に反応できるようにしておきたかったのだと思います。
最初の一枚は残っていないけれど
残念ながら、最初に撮った写真はもう手元に残っていません。
でも、あのとき感じた「光の美しさ」や「構図のバランス」は、今も記憶の中に残っています。
誰かに見せたくて撮った写真ではありませんでした。
ただ、「自分がいいと思った瞬間を残したい」という気持ちだけでした。
撮ることへの意識が芽生えた原点
今思えば、あのとき手にした一台のカメラが、
「撮ること」と真剣に向き合うきっかけになったのだと思います。
自分でピントを合わせて、
自分で露出を決めて、
どんなふうに切り取るかを、自分の手で決めていく。
その感覚は、今の撮影スタイルにつながっています。
最初の写真は残っていませんが、
そのとき感じた「撮りたい」という気持ちは、
ずっと心の中に残り続けています。
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