【静景の裏】花火写真の編集方法|DxO PureRAWとKikuchiMagick+Lightroomで仕上げる流れ

前回は、夏の夜空に咲く花火をどう撮ったか、その裏側(F8・2秒・ISO200/インターバル撮影)をご紹介しました。今回は、撮影後の写真をどう仕上げていったのか、編集・合成編です。
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花火写真の整理:不要カットを削除
インターバル撮影は自動でシャッターを切り続けるため、花火が上がっていない空や、開ききっていない途中、終わった後の煙のみのカットも大量に残ります。まずはここを徹底的に削除して、候補探しに集中できる状態を作ります。
花火写真を合成用に選別する基準
残った写真から、合成に使えるカットを選びます。基準は次の4つです。
- 形が綺麗:花火が丸く広がっていること
- 明るすぎない:白飛びせず、光の階調が残っていること
- ピントが合っている:光跡がシャープに写っていること
- 他と重なっていない:別の花火や煙が邪魔していないこと
この条件で選ぶと、最初に残ったのはおよそ5枚でした。
DxO PureRAWで現像:TIFF出力の理由
選んだ写真は、まずDxO PureRAWで現像します。ここでノイズ処理やシャープネスを整え、TIFF形式で書き出します。TIFFはKikuchiMagickとの相性が良く、夜空の階調を保ちながら花火だけを自然に重ねやすいのが理由です。
KikuchiMagickで合成:迫力と自然さの両立
DxOで下処理した数枚をKikuchiMagickに読み込み、夜空を自然に馴染ませつつ花火の光跡を重ねます。複数の花火が同時に咲いたような迫力を出しつつ、現場の印象に近い絵作りを意識しました。
Lightroom Classicで最終仕上げ
KikuchiMagickで合成した後は、Lightroom Classicで最終調整を行います。明るさや彩度を整え、煙の出方や夜空の黒の深さを微調整。「合成しすぎない自然さ」を意識しつつ、見たときに「あの夜空を思い出せる」仕上がりに仕上げます。
合成 → 選び直し → 再合成の繰り返し
一度合成してみても、思ったように仕上がらないことがあります。花火同士が重なりすぎたり、色のバランスが崩れたり。そんなときは、元の90枚から再び候補を探し直し、合成をやり直します。「合成 → 選び直し → Lightroomで仕上げ」の繰り返しが、完成度を高めるポイントです。
まとめ
花火写真は、撮影も編集も根気が要ります。不要カットを削除し、候補を選んで、DxO PureRAWで現像 → KikuchiMagickで合成 → Lightroom Classicで仕上げ。この流れを繰り返すことで、ようやく完成にたどり着きました。今回の一枚も、そんな試行錯誤の積み重ねが生んでくれた成果です。
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