大分県由布市庄内町阿蘇野、黒岳のふもとにある 男池湧水群(おいけゆうすいぐん) は、日本名水百選に選ばれている湧水群です。1日約2万トンの水が湧き出し、水温は年間を通してほぼ一定。ブナやケヤキの原生林に、苔むした岩がびっしりと広がる幻想的な森が広がります。
2026年7月19日、10時ごろに訪れました。竹田市周辺への1泊2日の撮影旅、2日目の最初の1本です。前日の白水ダム・山吹水源とは違って、今回は大きな失敗談があるわけではありません。ただ、「これだ」と思える一枚には最後まで出会えませんでした。その正直な記録です。
この記事で分かること
- 男池湧水群の基本情報とアクセス・駐車場のリアルな状況
- 苔むした森を歩く遊歩道の雰囲気
- 川の中に入って、緑を主役に探した撮影の狙い
- 「決定的な一枚」に出会えなかった、正直な振り返り
- 次に持っていきたい機材
- 同じ日に立ち寄った、うの子の滝・祇園神社の記録
男池湧水群とは|名水百選、黒岳のふもとの原生林
男池湧水群は、九重連山・黒岳のふもとに広がる名水百選の湧水群です。1日約2万トンが湧き出し、ブナやケヤキの原生林と、苔むした岩の森が特徴です。トレッキングコースとしても知られ、森林浴を楽しむ人も多い場所です。
アクセス・駐車場|広めの無料駐車場、トイレもあり
公式のアクセス目安は、湯布院市街から車で約30〜40分、JR豊後森駅から車で約40分です。駐車場は広めで無料、トイレもありました。自動販売機があったかは記憶が曖昧で、確認できていません。電波は入りませんでした。念のため、飲み物は着く前に用意し、地図や連絡も済ませておくと安心です。
入場口では清掃協力金として100円を払いました。公式にも「中学生以上100円」と案内されています。詳しくは由布市公式サイトで確認できます。
苔むした森を歩く|整備された遊歩道
駐車場から湧水地までは、木橋も架かった歩きやすい遊歩道が整備されています。ブナやケヤキの木には樹種名の札が付けられていて、自然観察の要素もある散策路でした。少し歩くと、苔むした岩が地面を埋め尽くすように広がるエリアに出ます。
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
17mm|F3.2|1/13秒|ISO200
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
17mm|F3.2|1/4秒|ISO200
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
17mm|F1.8|1/40秒|ISO200
川の中に入って、緑を主役に探した撮影
今回狙いたかったのは、この場所の「美しい自然」そのものでした。山吹水源のときと同じように、川の中に入って撮影しています。ただ、意識的に選んでいたのは、水そのものより苔むした緑の岩や木の方でした。透明な水は主役というより、緑を引き立てる脇役として使っていた気がします。
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
43mm|F2.8|1/25秒|ISO200
光と時間帯|10時ごろ、光そのものは特に意識しなかった
訪れたのは10時ごろでした。白水ダムや山吹水源では光の入り方が構図に直結しましたが、男池湧水群では正直、光そのものはあまり意識しませんでした。原生林の中で木漏れ日が入る場所ではありますが、時間帯を狙って選んだわけでも、光を軸に構図を考えたわけでもありません。この「光を意識しなかった」ことも、後述する「決定的な一枚に出会えなかった」ことと関係しているのかもしれません。
季節|新緑・夏はもちろん、紅葉シーズンも良さそう
訪れたのは7月、新緑から夏にかけての緑が濃い時期でした。この時期は素直に良いと思います。原生林に囲まれた場所なので、紅葉シーズンもまた違う表情が見られるかもしれないと感じました。
装備と安全|滑りやすさより、石の大きさに注意
足元が滑りやすいということはありませんでした。ただ、川の中の石がやや大きめで、転倒には気をつける必要があると感じました。藤河内渓谷のような「苔で滑る」タイプの注意とは違う、石のサイズそのものへの注意が必要な場所です。
「これだ」という一枚に出会えなかった、正直な話
特別苦労した記憶はありません。構図には気を遣いましたし、被写体になりそうなものを探すのにも意識を向けていました。それでも振り返ってみると、「これだ」と言い切れる一枚には出会えませんでした。被写体がなかったのか、探し方が足りなかったのか、それとも撮り方の問題だったのか——正直、今もはっきりした答えは持てていません。
白水ダムや山吹水源のような、分かりやすい失敗や後悔があったわけではないぶん、逆に言葉にしづらい振り返りになりました。それでも、「行けば必ず決定的な一枚が撮れるわけではない」というのも、正直な記録として残しておきたいと思います。
次に行くならTG-7で水中を狙いたい
次に男池湧水群に行くなら、防水コンパクトのTG-7を持っていって、水中からの撮影を試してみたいと思っています。今回は水に入りながらもOM-1での陸上目線の撮影が中心だったので、視点そのものを変えてみたら、また違う一枚に出会えるかもしれません。
同じ日に立ち寄った、うの子の滝と祇園神社
男池湧水群のあと、うの子の滝にも立ち寄りました。駐車場は10台停められないくらいの小さなスペースで、トイレはありません。滝つぼまではかなり下っていくので、帰りの上りがなかなかしんどかったです。滝つぼのすぐそばまで降りられそうに見えましたが、実際には道が見当たらず(草に隠れていたのかもしれません)、近づくことはできませんでした。もともと「裏見の滝」のつもりで来たのですが、とてもそこまで行けそうな雰囲気ではなかったので、実は別の「うの子の滝」だったのかもしれません——正直、まだ自信が持てていません。
それでも、滝つぼの深い緑色は見ていて気持ちがよく、シャッターを落として滝を線のように写した一枚は、今回の旅の中でも気に入っているカットです。
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
17mm|F22|0.6秒|ISO200
うの子の滝の近くにある祇園神社にも寄りました。手水舎にたまたまカエルがいたので、60mmマクロで撮影しています。かなり近づいて撮った分、手ぶれを抑えるのが大変で、撮れた写真はぎりぎりの一枚でした。三脚や一脚があれば、とも思いましたが、偶然の出会いだったので、そこまでの準備はできていませんでした。
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
60mm|F2.8|1/15秒|ISO200
まとめ|静かな苔の森、また違う視点で挑みたい
男池湧水群は、名水百選らしい透明な水と、苔むした原生林が印象的な場所でした。今回は「これだ」という一枚には出会えませんでしたが、それも含めて正直な記録です。次はTG-7を持って、水中からの視点で挑んでみたいと思っています。
男池湧水群 撮影前チェックリスト
- ☐ 入場料100円(清掃協力金・中学生以上)を用意
- ☐ 水に入れる装備(サンダル等)
- ☐ TG-7等の防水カメラ(水中からの視点を試したいなら)
- ☐ 飲み物(自販機の有無は未確認。念のため用意)
- ☐ 地図をオフラインでも見られるように保存(電波は入らない)
- ☐ 川の中の石はやや大きめ。転倒に注意
よくある質問
男池湧水群へのアクセスは?
湯布院市街から車で約30〜40分、JR豊後森駅から車で約40分です。
駐車場はありますか?
広めの無料駐車場があります。
入場料はかかりますか?
清掃協力金として100円(中学生以上)がかかります。
トイレはありますか?
ありました。自動販売機があったかは記憶が曖昧で、確認できていません。
電波は入りますか?
私が訪れたときは入りませんでした。地図や連絡は事前に済ませておくのが安全です。
この記事を書いた人
Photo.SeTa|OM SYSTEM OM-1で、九州を中心に風景・花・夜景を撮影。フォトマスター検定2級。PIXTA・Adobe Stockにてストックフォト350点以上を公開・販売中。作例の撮影設定を掲載する場合は、RAWデータから確認した実際の値を使用しています。運営者情報
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